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低価格版 SXGA対応解像度変換LSI IP00C725を開発
アイチップス・テクノロジー株式会社は、PDP等のフラットパネルディスプレイTVやフロントプロジェクター等の固定画素の表示デバイス向けに、新規開発のスケーリングエンジンを搭載した解像度変換LSI IP00C725(SCS4)を開発、11月よりサンプル出荷を開始致しました。
近年、市場が急成長しているフラットパネルディスプレイTVやプロジェクター等ではデジタル画像の拡大・縮小、フレームレート変換すなわち解像度変換機能が不可欠であり、高速、高画質の解像度変換を安価に実現することが必須になってきております。
弊社では、このような市場の要求に応えるために、従来よりもワイドカーネルの6シンボル補間フィルターを搭載し、1個の外付けフレームメモリで拡大・縮小やフレームレート変換などの機能を実現する解像度変換LSI IP00C725を製品化致しました。NTSC~SXGAまで広い範囲の画像入力及び、ブランキングを調整することによりSXGAパネル出力に対応することができます。
IP00C725は、YUV入力に対しては輝度の10ビット処理に対応しております。また、2つの入力ポート画像データを重畳できるため、入力ポートの一つをOSD入力として使用することにより、グラフィックスOSD表示を可能にしました。
特徴
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高画質解像度変換
- 水平/垂直6シンボルプログラマブルFIRフィルター搭載
- YUV入力時に輝度の10ビット処理に対応
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SXGA対応画像入出力
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画像入力ポート
RGB 24Bit 108MHz
YUV 4:2:2 18Bit 108MHz
YUV 4:4:4 26Bit 108MHz
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画像出力ポート
RGB 30Bit 90MHz
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フレキシブルな拡大・縮小機能
- 縦横独立な倍率設定可能ができ、4:3画像から16:9画像への変換も容易に実現可能
- ワイドパネル向けに垂直/水平方向パノラマ変換機能をサポート
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フレームレート変換機能
- 入出力画像ポートが独立に動作し、フレームレート変換や追い越し制御を容易に実現可能
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12ビットγ補正機能
- 7セット分の12ビットγ補正テーブルを設定可能
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画像補正機能
- 水平エッジ強調機能や輝度補正、コントラスト補正をサポート
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入力画像の重畳機能
- OSD表示機能
- 垂直方向台形補正機能
- 12Bit→10Bit、10Bit→8Bit、8Bit→6Bitの擬似多階調化処理
- 3.3V/1.8V 2電源
- 256ピンプラスチックBGA
お問合せ
アイチップス・テクノロジー株式会社
LSI事業本部 営業部
〒661-0976 兵庫県尼崎市潮江1-2-6 JRE尼崎フロントビル6F
TEL:06-6492-7277FAX:06-6492-7388